シアター・坐・フェンス きくみるはなす 大阪・中之島縁坐舞台
中之島デザインミュージアム de sign de >公演のお知らせです
常よりも 春辺になれば 桜川 波の花こそ 間なく寄すらめ
春の宵桜も開花の頃、中之島縁坐舞台に出演します。
濡縁・くれ縁など日本の家屋には縁側がありますが、
‘縁’は建物や座敷の、へりやふちのことで、
‘側’は物のふちや側面を、かわとよび、
縁側は内と外の空間、此方と彼方を仕切ってしまわない、
そんな日本家屋における、日本文化の特徴でもあります。
縁とはそういった目に視えないモノとの関係性のようです。
よかったらこの機会に、袖振りあい縁を感じてみませんか。
中之島デザインミュージアム de sign de >へ、
お立ち寄り、ご来場心よりおまちしています! まつおかひろこ
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中之島デザインミュージアム de sign de > インフォメーションより掲載
シアター・坐・フェンスによる「 ~きくみるはなす 中之島縁坐舞台~ 」
を開催します。
あなたが発する「雰囲気」や「言の葉(事の端)」、「放し:話(物語)」がきっかけとなり、
人形(ひとがた:表現者のこと)が即興でパフォーマンスを行います。
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皆様へ。
来る3月30日(金)19:00より
『中之島デザインミュージアム de sign de >』において
シアター・坐・フェンスによる
〜きくみるはなす大阪・中之島縁坐舞台〜
を開催いたします。
**きくみるはなす 縁坐舞台とは・・・
日本の「坐の文化」の流れを汲む即興芸能です。
「ご縁」のある者が、ある日ある所に集い「坐る」。
地域の話し手が語る言葉を丁寧に聞き受け、
その心情や存在感を「舞台」にて表現します。
するとその場にいる者すべてが話し手の心に触れ、
様々な目に見えぬご縁を感得することができます。
この「縁坐」という言葉は、江戸時代以前、罪を犯した人に対して
本人だけでなくその家族にまで刑罰を及ぼす制度の名称として
用いられました。
しかしながら、
見えぬ因果に導かれてコトガラ(現象)が顕れる働きを指す「縁」という言葉と、
我々日本人の精神・身体的な在り方を象徴する「坐」という言葉は、
古来より深遠な意味と力を持ち、現在も我々の日常生活に休みなく
作用し続けています。
シアター・坐・フェンスは、「聞く見る話す」ことで懸命に生きてゆく我々大衆の
生まれついての営みをお祝いし、この島国の大地に再びつながる安心感と
日本人が縄文の昔より生きてきた生存感覚(物のあはれ)を見つめていきます。
「縁坐」という言の葉を今、新しい光の下で分かち合いたいと思います。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
シアター・坐・フェンス 橋本久仁彦
http://ptproduce.com/cn26/faboutus.html
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