みなさま


こんばんは


歳の暮れもいよいよ押し迫り、

残すところあとわずかとなりました。


今年も一年、

いろいろとありました。

自分のかけらを拾っては、

そのたびに後ろを振り返ってみると・
すると不思議なもので、

あんなにちっぽけで寄る辺なかった「自分」の背後には、

こんなにも圧巻で壮大な景色があったんだとしみじみしています。



今年も一年、

まことにありがとうございました。

新年もどうぞよろしくおねがいいたします。


 

新年の立春に、

大阪の千代崎にありますstudio CAVEで、

円坐をひらきます。

 

さいちゃんとホットな間合いを今まさに揺れ動きながら、

大阪千代崎にありますCAVEへ、

円坐の会場は移って参ります。

新年の立春。

円坐でご一緒に坐ってくださる方を、

謹んでお待ちもうしあげております。


松岡弘子


・・・

 
先日、忘年会に向かう電車の中で
” 今年も良い年だったな〜”
などと思いながら、
「で、今年、私は何かしたかな?」
と考えてみた。
 
ところが、これがなかなか見当たらない。
 
あっ!
 
「一滴大海円坐をしたじゃないか!」
 
涙が滲んできた。
 
今までとやった事は変わらない。
できた事も、きっと変わらない。
 
それでも、
円坐に向かったじゃないか。
本音に向かったじゃないか。
 
ああ、本当に。
今年一年、良い年であったと思う。
1ミリの隙間なくそう思う。
 
・・・・・・
 
2017年の立春に再び
一滴大海円坐を開くことになりました。
 みなさんとご一緒できるのを楽しみにしています。


西條読真




以下、開催の詳細です。



<<<<< 一滴大海円坐 in CAVE 開催要項 >>>>>


◆ 日 時 : 2017年立春 2月4日(土) 16:30~21:00

◆ 場 所 : studio CAVE(大阪市西区千代崎2-2-13)

◇ 守 人 : 西條読真(さい) ・ 松岡弘子(くぅ)

◇ 参加費 : 3500円

◇ 申込み : soumon.enza@gmail.com 松岡弘子

◇ ウェブサイト : http://enza.livedoor.biz/ 円空の間


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それでは、ご案内です。





自分とは、いったいだれの事なのでしょう



  
わたしは自分で

あなたも自分で

かなたも自分なら

 

自分はわたしであり


あなたでもあり


かなたでもあるのでしょうか

 

 

異なるふたりの守人がひとつの円坐をひらく時

重なる時空はふたつに分かれているのではなく

新たな時空を生み出しているのだとおもいます

 

素のふたりが真剣な姿で結界し

辿り辿られ、向き合って坐わる


そのふたりの精神が場全体の雰囲気にしみ出し

濃密な圧の高い奥行きのある空間をつくります

 

 

どこかに姿を隠し身をひそめていたあらゆるものは

海底のどこかずっと彼方でも今もずっと流れていて

 

気持ちや心の微細な間合いを通って

こちらへ沁み出してくる

 

 

言葉を辿り始めると

からだは微細に震え始め揺れ動き

からだも徐々に移動し始め間合いが生じます


すると、景色がちょっとづつ変わり始めます

 

ひとつひとつ丁寧に辿り辿られた景色は

記憶よりもっと深い面影や思い出となって

海底のどこか目にみえないかなたに沈潜し

ゆるやかに流れ

あなたやかなたのところにあふれはじめます

 

あふれた景色は裏返り


風景となって

我々のところでへこんで

背景としてたちあらわれてきます

 

すると一気に

輪郭はくっきり

姿ははっきり浮き彫りになり


自ずと

部分は全体に

全体は部分となって

自分の姿というものがあらわになります

 

 

たそがれの時空を越え

やがてわたしはいなくなり

自分はあなたに

自分はかなたに

なってしまうのでしょう



坐・フェンスの縁坐舞台におけるヒトガタも

円坐守人同士の佇まいと同じなのではないか

と、感じています

 

 

新年の立春

studio CAVEでご一緒に坐ってくださる方を

謹んでお待ちもうしあげております


 

口承即興〜縁坐影舞空間 坐・フェンス くぅ





海