みなさま
こんにちは。

開催間近となっております。
3月5日(日) 水仙円坐 in CAVE のご案内です。

先日娘と葉山の友人を訪ねて旅をしました。
山あいの奥まった場所に古い一軒家があり、
友人のご紹介で、
その家のお母様が生前暮らしていた離れに、
通していただきました。 

息子さんはその離れをちょっとづつ修繕し、
大切なお客様をおとめするために、
手入れをされていて、
若くして亡くなられたお父様の作品、
ご家族の思い出の品が置かれていて、
思い出を語りながら、
各部屋の片隅まで案内してくださいました。

離れの二階の窓から
海の向こうには、きれいな富士山が見えました。

お母様の雰囲気につつまれながら、
息子さんのお母様の面影のなかにいるような、
知らず知らず、お母様のまなざしに照らされ、
お家のなかの時空を旅してるような、感じで、
このちいさな離れのお家は、
どこか懐かしく、
ずっとずっと昔からいたような、
この先もずっとずっといるような、
奥行きのあるとてもひろい空間でした。



葉山の海辺には美術館があります。

固いコンクリートの壁に、
一枚の版画がありました。

何だろう・・とおもい、
一歩、一歩、近づいてみると、
水面に反転して映った自分の影を覗き込み、
さいごを迎える水辺のナルキッソスでした。

自分しかいない世界で生き、
自分をみつめ、
自分に惚れ、
自分の影に没していく、
ナルキッソス。

思い出や、
懐かしい風景も
愛おしい面影すらなく・・

自分が手に入れた記憶と、
自分の視点がつくりあげた視界が、
唯一の世界となり、
肥大した世界はやがて宇宙になる。

細き竹のような、
水仙の花、いちりん、
良いかおりを漂わせています。

あなたに向かっても、
あなたは、一ミリもブレずに、
わたしに上手く返してきます。

あなたは、
誰もいない視界に閉じ込めます、
わたしの幻を見失わないように。

そしてあなたは、
水辺のふちににしがみついて、
水面に反転し映る自分の影に見惚れています。

ありのままの世界から凹んでゆき、
誰もいない隔離された狭い世界に、
独りいました。

ここがどこなのかも、よくわからず、
逃げることもひとりでは無理でした。
本気で相手に仕合を申し込みました。

円坐の開催となりましたこと、
ほんとうにありがたく思っています。

こたびの円坐は、最初で最後。

水辺に水仙の花いちりん咲く、
仕合いです。

楽になったり、
すっきりしたり、
わかったりしないかもしれませんが、
水仙円坐に関心ある方がいらっしゃることに、
沁み入りて深謝いたしております m(_ _)m

もしご都合よければご参加のほど、
心よりお待ち申し上げております。


口承即興〜縁坐影舞空間 坐・フェンス くぅ (松岡 弘子)





< 水仙円坐 in CAVE 開催要項 >



 日 時 : 2017年3月5日(日) 10:00~17:00

 場 所 : studio CAVE(大阪市西区千代崎2-2-13)

 守 人 : 坐・フェンス 田島由起子(たじまん) × 松岡弘子(くぅ)

 参加費 : 4,000円

 申込み : soumon.enza@gmail.com 松岡弘子





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