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橋本久仁彦さんからの「円坐食堂」ご案内の言葉です。


  ・・・


皆様へ。



高槻駅近くにあるエスニックな食堂、『南風楽天』にて、初秋の一日に円坐を行います。

名付けて「円坐食堂」です。



「円坐ってどんなものですか、よく参加している友人に聞いたけれど全然分からない」。



先日、東京でもお尋ねがありました。



円坐の核心は、「守人によるコトバの辿り」 です。

「コトバの辿り」 とは、自分自身の外へ出て、

いま目の前にある 「その人が生きている」 という出来事と場(コトバ)に参入することです。



「その人が生きてそこにいる」 という出来事と場所に、自分と言う観念から離れて、推参し、乗り入れること。



目の前の人が誰であれ、自分以外の他者が、本当に生きた姿で、この私に対して出現するためには、

わたしは、その人に向かって空間にならなければなりません。



その人がわたしの中に、生きた姿を見せることができるために、わたしがその人の空間になること。



それが 「コトバの辿り」 です。



丸くなって坐った人の集まりを 「仕切る」 守人が、コトバの辿りを実行するとき、それは「円坐」になります。



円坐では、その中で起こる出来事がスパイラルし、圧を高め、渦潮となって、

坐衆がそれまで経験していた景色の「反転」、「裏返り」へと向かいます。



この 「景色のひっくり返り」 が円坐の真骨頂です。



円坐守人は、自らが決めた刻限の間、そのスパイラルの高圧にあえて身をさらし、

まなじりを決して 「コトバの辿り」 をまっとうします。



自分が決めた試合時間の間、試合終了のホイッスルが鳴るまで、一心にボールを追い続け、

相手の存在という 「ゴール」 に向かって 「前を向き続ける」 姿勢を崩さないということです。



強敵との試合経験を重ねて足腰が強くなり、円坐という試合(仕合)の面白さを了解した守人は、

「信じていた自分が落ちてひっくり返る」 という衝撃に耐えてなおも前進します。



円坐守人と呼ぶにふさわしい姿勢がここにあります。



円坐守人としての彼、あるいは彼女は、自分が場所と刻限を決めて結界した円坐の中に、たとえ何がアラワレても、

前を向いて見つめる、見(身)入る、参る、舞い入る、その影響を舞う(影舞う)姿を見せるでしょう。



日夜 「コトバの辿り」 を生き、刻々と自分の思い込みがめくれて、ひっくり返り、

その都度、新しく露わになる、この世と言う名の自分の姿を見つめて逝くその姿勢を、

 「あの人は円坐の守人だ」 と言いたいと思います。





円坐食堂 守人  橋本久仁彦





こんにちは。

今日から八月真夏ですね。
いかがお過ごしでしょうか。


目の前の人を辿るということは、
人とさしむかい、自分から出て、
目の前の人があらわはになる、
目の前の人の空間になることであるのでしょう。

澄んだ水鏡のように・・・
目の前の人がすみずみまで映る、自分自身を辿ることになります。

それは、誰かの言ったことを容れる、
「外部記憶装置」になることでは、きっと、ないでしょう。


あらためまして、
来月の彼岸入りに、円坐食堂をひらきます。

昼さがり夕日に照らされゆくなか、
食堂南風楽天の床にて、
膝突き合わせ坐ります。

円坐後は寄り合いにて、
一献傾けましょう。


お会いできますことを楽しみに、
お待ちしております。

松岡弘子



<「円坐食堂」開催要項>

◆ 日 時 : 2017年 9月20日 (水) 14:30~20:30

◆ 会 場 : 食堂 南風楽天(高槻市高槻町1-23)

◇ 参加費 : 5000円

◇ 守 人 : 坐・フェンス 橋本久仁彦・松岡弘子

◇ 申込み : soumon.enza@gmail.com (松岡弘子)

◇ 寄合い : 20:45〜21:45 (自由参加)お食事代1500円+お飲物各自払い