みなさま

五月に円坐食堂をひらかせていただくことになりました。
円坐食堂のご案内です。
ご一緒できますご縁をお待ちしております。

松岡弘子





円坐で出会ったそのひとは、皆が溺れている時、仲間を先に岸に上げてひとりも犠牲
にせず、自分は平気で闇に沈んでいくひとでした。

七十数年の人生で出逢って来られた方々が、面影衆となって、そのひとのまわりの広
い広い目に見えぬ縁側に、何人も坐っておられました。



「前よりよくなっております」



そのひとのお父様は、病床で、医者の回診にいつもそう答えておられました。

明らかに容体が悪くなっているのにそう答え続け、最期には、腕時計をはずし、看取
るそのひとに数珠をもらってお念仏を口にしながら、息を引き取って逝かれたそうで
す。



お父様を語ったその時に、こみあげておもわず目頭を押さえたそのひとの、一筋の涙
は、きらきらと光って円坐の隅々まで届きました。



僕の人生の、僕が生まれて死んで逝くその隅々まで、くまなく照らしてくださる涙で
した。



僕は何度生まれ変わっても、このひとのように在りたいと、こころの底から思いま
す。



                 橋本久仁彦




5月に円坐食堂をひらかせていただくことになりました。

直線状にならぶと中の人は両隣に人がいて両サイドが縁側(ふち)となり、
両端の人は、縁側と片隅の間に、
存在することになりますが・・
円坐は、どの人にも両隣に人がいて縁側があり、しかも、
どのひともこの世界の片隅に存在することになります。

たっぷりの間をともなって、
初めて言葉になる瞬間というものは、
新鮮でとても豊かです。
思い込みや思い入れから彼方に出た空間を何て呼ぶのでしょうか。

覚醒・目覚め・面影・思い出・風景・・

空間が場所となり土着すると、
風土となっていくのでしょう

ご一緒できますご縁をこの世界の片隅で、
お待ちしております


松岡弘子



 ・・・



< 「円坐食堂」開催要項 >

◆ 日 時 : 2018年 5月9日 (水) 14:30~20:30

◆ 会 場 : 食堂 南風楽天(高槻市高槻町1-23)

◇ 参加費 : 5000円

◇ 守 人 : 橋本久仁彦・松岡弘子

◇ 申込み : soumon.enza@gmail.com (松岡弘子)

◇ 寄合い (自由参加) : 20:45頃~おひらきまで   お食事代 1500円+お飲物代




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