みなさま

 

おはようございます。

 

 

梅雨入りし、

雨がふりはじめると、

カエルの鳴き声が聞こえてきます。

 

一粒の雨の雫に、

懐かしい面影が映り込んできます。

 

 

来たる 718日、

七夕の節句 暮らしの祭事 五節句影舞

を、開催いたします。

 

ぜひご一緒ください。

ご縁をお待ちしております。

 

 

案内文です。

もしよかったら読んでください m(_ _)m

 

・・・

 

先週は端午の節句 暮らしの祭事 五節句影舞 で、

原を歩きました。

 

陽射しは、すっかり夏でした。

 

午前中、神峯山の麓をさわさわさわと流れる用水路に沿って歩き、

上巳の節句で影舞をした牛地蔵の桜の木を紹介したり、

ゆっくり、そのまま水路沿いに歩きました。

 

この水路の流れる音は、

昔幼い息子と早朝畑に行くときにも、

ずっと流れていた音です。

 

すると白地に赤い文字で

「きんぎょのおうち」

と書かれた札が目に入り、

その札のある畑の貯水桶をのぞいたら・・・

 

金魚の他にカエルがいっぱいいて、

おもわず子どもみたいに声が出ました。

 

原を流れる芥川にかかる大森橋を渡って、

おたまじゃくしやカエル、あめんぼなど、

いきもののたくさんいる水田の間を歩くと、

今はもう廃校になった清水小学校元分校に着きました。

 

校庭の奥には、大きなカイズカイブキが木陰をつくっていて、

木の下はまるでカイヅカイブキの懐の中の様で、近づいていくと、

はしもとさんが木登りし始めました。

男性おふたりも木を登り始め、

木の下から、見上げていると、

夏休みの木登り少年の顔が見えます。

 

そんなカイヅカイブキの木の下で影舞をしました。

 

すると、

いつものふたりの姿が消え始め、

背景のカイヅカイブキの木が、

リアルにくっきりとしてきて、

その木の下には我々以外の何者かが、

いまもたくさんそこにいる気がして、

木の向こうは、すぐフェンスなのに、

木の向こうのそのフェンスの先には、

奥ゆきのある空間がひろがっていました。

 

絵本の中の世界だと思っていた、

がまくんとかえるくんの姿も、

カイヅカイブキの木の下に見えました。

 

そのあと、

桜が左右に植えられている、

昔、校門だった場所で、

もうひとつ影舞をしました。

 

影舞がはじまる直前、

門柱と門柱の間の向こうから、

「桜の枝が伸びてなあ」

と菅笠を着て手押し車を押す年配の男性が、

桜の木の話をし背景に去って行かれました。

 

影舞がはじまると、

門柱と門柱の間の奥にひろがる水田風景は、

さっきまでは、無かった景色でありながら、

門の中の校庭とはまた別の、

縦横厚みをもって、そこに、ずっとあった、

昔の世界というのか・・

古い時代の新しい映画を観ているような境地でした。

 

 

朝の影舞稽古を終え小山さんのお家に戻り、

精魂こめて作ってくださった節句膳をいただいて、

全員揃ったところで、

竹の皮で蓬のちまきを各自巻き出発前に茹でてもらいました。

 

午後からは八坂神社まで足を延ばし影舞に出かけました。

 

お面をつけてのふたつの影舞は、

境内の奥と参道入り口でおこないました。

面を着けることによって、

生来の性格や日ごろの役割が剥がれ落ち、

(=)相があらはれ、

大木の根本と橋の上という場所によって、

土地由来の精気を震わすような、

荘厳さがありました。

 

小山さんが八坂神社にお供えしたちまきを、

廃校の校庭のカイヅカイブキの木の下で、

みんなで食べました。

 

帰路の途中立ち寄ったポンポン山登山口は、

先が通行止めになっていて薄暗く、

倒木がそのまま背景にあって、

初めての方とはしもとさんが、

そこで影舞をされました。

 

夕方のたそがれに、

人間と化身が出会ってしまったような・・

逢魔時の様相で、

静かな迫力がありました。

 

 

原は太古の昔は海でした。

 

 

懐かしい原風景を、

影舞で見たような、

気がいたしました。

 

 

こうして、原~影舞八景のうち五景が、

上巳の節句と端午の節句影舞によって、

景色に命が宿って、特別な風景となり、

いままさに立体的になりつつあります。

 

 

 散桜帰牛 於 牛地蔵の桜の木

 神峯暮鐘 於 神峯山寺開山堂

 廃校夏凪 於 清水小学校分校

 八坂朱橋 於 八坂神社の橋と境内

 暮道倒木 於 ポンポン山の登山口

 

残りのあと三景は、

七夕の節句と重陽の節句で、

橋本久仁彦さんとご一緒に原を歩き、

各所で土地の景色の歌を詠むように、

移動しながら、

円坐影舞いましょう。

 

 

原では、

道ゆくすれ違う人も挨拶をします。

 

 

儚く舞い散るすべての皆さまの影舞は、

この世の夢幻の名残りです。

 

 

ご縁をどうぞお待ちしております。

 

 

松岡弘子

 

 

< 暮らしの祭事 五節句 影舞  稽古と食事と影舞と @高槻市 原 >

 

日 程 :

人日の節句 2019 27() 10:0016:00  終了いたしました

上巳の節句 2019 417() 10:0016:00 終了いたしました

端午の節句 2019 66() 10:0016:00 終了いたしました

七夕の節句 2019 718() 10:0016:00

重陽の節句 2019 103() 10:0016:00

 

場  所 : 大阪府 高槻市 原地区の民家

 

五節句 食事 料理人 : 小山千郁 

 

五節句 影舞 守人 : 橋本久仁彦 松岡弘子

 

申込 : soumon.enza@gmail.com 松岡まで

 

参加費 : 各回 5,000