皆さま

10月から相聞茶堂は、いままでお世話になった『浦堂きらら』さんから、『高槻町うらら』の古民家へ移ります。

「相聞」とは、カウンセリングやコーチング、セラピーではありません。知識による人から人への受け渡し教育でもありません。誰もが乞い乞われる万葉の相聞歌のような、魂の呼応です。

「茶堂」とは、日本の喫茶店のルーツです。四国の各地の村境にある小屋のことで、生活をする中で世代を問わず語り合ったり旅人をお接待する憩いの場であったり、四国の各所には数多く残っています。

その「茶堂」を場所としてそこから呼び覚まされる生活の言葉、智慧による願われた言葉が、我々に生まれる瞬間、生活に深く根ざした、思議することあるべからず世界へと道がひらける、そんな、ちいさなわたしを通じて、世界の歴史全体を包み込むような空間がこの世にひとつ、あればいいなあとおもいます。

歴史を越える心にふれるには、人に会うことでしか始まらないと思います。

人の語る言葉をそのまま聞くということが、たとえ発語がなくとも、聞こえてくる言葉をそのまま聞くということがほとんど無くなりつつある現代だからこそ語りの言葉には他者への敬意と土地への誇りも、同時に、不可欠だと痛感しています。

わたしたちはこれまで長い歴史の中でいのちの事を生命とは呼ばず、寿命と呼んで参りました。寿というものをいただいて、命そのまま生きているわけですが、現代は個人の生命を私有化してしまい、大変苦しんでいます。寿命とは一体なんだろうかと思うのです。生活に根ざした、向こうからの呼び声のような、魂の言葉のような、寿命とはそんな願いのような気がしてなりません。

そこで「相聞茶堂」という見えない小屋の棟を上げ、その土地の舞台となり、皆様と共に、この現代でいうお接待の形を試みてみたいと思います。

同時に、この願いというものはいつの世にも願われてきた呼び声でもあるという気がしています。

では、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

相聞茶堂 守人 松岡弘子



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◇ 開催日時:10月15日・11月19日・12月3日 10時JR高槻駅集合〜18時解散 

◇ 茶堂場所:高槻市高槻町の古民家うらら(15時〜17時)

◇ 守人:橋本久仁彦 松岡弘子 橋本悠

◇ 内容:未二観・影舞・円坐・きくみるはなす縁坐舞台

◇ 会費:一万円

◇ 募集:2名

◇ 申込:soumon.enza@gmail.com 松岡

◇ 15時〜茶堂のみ参加希望の方は、お問い合わせください。


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